過払い金請求とは|概要、手続きの流れ、メリット・デメリット

借金をしている(過去にしていた)場合、過払い金請求をすることができるケースがあります。過払い金請求とは、いったいどのような手続きなのでしょうか。過払い金とは、払いすぎた利息のことです。よって、過払い金請求とは、払いすぎた利息を取り戻す手続きのことです。

過去には、消費者金融やクレジットカード会社などは、利息制限法とう法律に定められた上限利率を上回る高利息で貸付をしていました。ところが、その後の判例で、利息制限法を超える利率での貸付は無効であると判断されたので、その部分の利息はすべて「過払い金」として、取り戻すことができるようになったのです。これが、過払い金請求の正体です。

過払い金請求の手続きの流れ

具体的に過払い金請求をするにはどうすればよいのでしょうか。この場合、まずは、取引先の相手方業者に連絡を入れて「借り入れ開始時から現在までの取引履歴」を取り寄せる必要があります。そして、この取引履歴を、利息制限法に引き直して計算し直さなければなりません。利息制限法に引き直すためには、専用の計算ソフトを利用します。利息制限法計算ソフトはインターネット上にもたくさんあるので、ダウンロードして利用すると良いでしょう。

そして、過払い金の計算ができたら、相手方業者に過払い金請求書を送ります。その後、具体的な過払い金の返金額と返金方法(時期や一括か分割かなど)を話し合って、合意します。合意書を作成したら、あとは入金を待つ、という流れになります。

過払い金請求のメリット

過払い金請求をすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。まずは、借金をしていたのに、お金が戻ってくるというだけで大きなメリットがあります。過払い金の金額は、事案にもよりますが、ときには100万円単位の非常に高額になることもあります。このような大きなお金が手元に返ってくるのですから、大変助かります。また、過払い金の元本部分には税金もかからないので、完全に自由に使うことができます。

過払い金請求のデメリット

過払い金請求をすると、借金が家族に知られる可能性があるというデメリットがあります。借金を家族に告げている人なら問題はないのですが、借金を秘密にしている人の場合には、請求手続きをしている最中に家族に不審に思われ、過去や現在の借金がバレてしまうのです。

また、過払い金請求手続きをすすめる手間がかかりますし、弁護士などに手続きを依頼したら、その分費用がかかるデメリットもあります。

まとめ

過払い金請求とは、払いすぎ利息を取り戻す手続きです。大きなお金が返ってくるメリットがありますが、反面借金を家族に知られるリスクなどもありますので、自分の状況に応じて賢く手続きを利用しましょう。